僕のファースト・コンタクト

学習机もまた、多機能で仕方ない。……という語り口で進めてしまうとまた、上記のように微妙に話題がそれてしまうので、とにかく僕は「学習机の電灯についているコンセント」に着目したい。付いてないものもあるのだろうか? それはともかく、僕が使っていた学習机の電灯にはスイッチの下にコンセントがついており、電動の製品を接続出来るようになっていたのだ。
……といっても、小学生となれば携帯の充電も、ましてやノートPCなんかも使うわけではないし(今の子はわからないけれど)、せっかく搭載されたコンセントも、宝の持ち腐れ……とは言い過ぎかもしれないけれど、持て余していたのは確かだった。そんなある日、僕のもとに一つの文房具が訪れる。
どういう経緯でやってきたのかはもはや覚えていないが、その日、トイ・ストーリーの電動鉛筆削りが僕のもとにやってきた。僕は喜び(別に特別トイ・ストーリーが好きだったわけないが)、学習机の空いているスペースに電動鉛筆削りを起き、プラグをコンセントに差し込む。……何も起きない。
「鉛筆をそこの穴に挿しこんだら削り始めるんだ」とは、父の言葉だったか、母の言葉だったか。

運命の出会い……? 電動鉛筆削りに+1 !

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鉛筆削りのありがたさ 2015/5/19 By Sakuyu
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